クローズアップ現代「胎児エコー検査 進歩の波紋」を見て混乱
どうも、理屈バカです。
12月14日のクロ現を見ていたら*1、何だか混乱してしまったので少し整理したいと思います。要するに個人的なチラシの裏です。扱っている内容だけに、不適切な言葉遣いなどがありましたらご容赦下さい。
まず
エコー検査の目覚しい進歩によって、いくつかの問題が顕在化した。
- 安心だけでなく、不安も増大
- 思いもよらなかったタイミングで重大な決断を迫られる可能性も
などなどは分かります。それで、話の流れは「ケアをどうするか」にいくのかと思ったのですが… (いや、確かにケアの話がメインでした。内容的には物足りなかったです。時間の都合上、仕方がないか。)
しかし、時間が短いにも関わらず先走り過ぎな?変な話題がちょいちょい出てくる。
特に、国谷裕子キャスターが何回か強調していた「スクリーニングによって障害者差別が助長される可能性」って…う〜ん、結構とんでもないことを言っていないかな?*2
「障害は差別される」という前提
いや、綺麗事じゃないですよ。なんだそれって感じですね。
「出生前診断(検査?)で罹患児の可能性があると診断された。死産等の危険性もあったが出産を決意。生まれてみれば、何も問題はなかった。」というケースが番組内で取り上げられていました。
では、より詳細な再検査などで、あの子にやっぱり病気があったと判明したら… (その先天的な病気による障害を理由に)あの子は差別されてしまうんですか?
後天的な障害はどうなるの
番組内で取り上げられた「障害」とは生命が脅かされるような重篤なケースでした。「スクリーニングが差別を助長」の「障害」は前述のそれよりは軽度なものだと推測されます。
では、(将来的に)スクリーニングされなかったが故に少数派となってしまった人々は、その障害とマイノリティさを理由に差別されてしまうんだとしたら、後天的に障害を負った方はどうなってしまうのでしょうか?
恐ろしい社会ですね。
勉強不足なので
コツコツ調べたいと思います。